技術と人材について一言Part2

NHKで南武(株)の番組を見ました。
今の製造業の現実が、そこにある気がしました。以前、(株)ハーストーリーの日野社長の
対談テープを聞いた事がありまして、今製造業が直面している問題と、対談の内容がリン
クして、なぜ今女性なのか、とても考えさせられました。男性と女性では、考え方が違うと
いうこと。ということは、さまざまな面において、男性とは違った教え方をしなくてはいけな
いと思いました。
私達は、技術はものを作るだけというだけでなく、周りを育てる事も大切なのだと思いま
した。

次回は、もの作りのお話を少ししたいと思います。

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技術と人材について一言

長い間お休みしまして充電いたしましたので、本日よりまた始めたいと思っております。
本日は、技術の今後について考えたいと思います。
私達製造業の未来は悲観しておりません。ただ、若年層の減退により労働力の確保で
きた所が生きていけると思います。男女の区別なく、役に立つ人、役に立たない人の差が
はっきりしてくるのではないでしょうか?女性の力も、かなり考えなくてはならなくなると思
います。要は、技術の伝承をいかにスムーズにしていけるかが、今後の課題であるようで
す。
では、どのようにしたら良いか!次回は、この点についてお話ししたいと思います。
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ステンレス加工について

今日のテーマはステンレスの平面加工について考えたいと思います。
当社は半導体製造装置の部品を加工した際に一番イヤだったのはステンレスの平面加工でした。 800×300mm×12mmの平面の板を0.025mm以内の反りで仕上げるものでした。
ステンレスの加工の場合素材に熱が加わると反ってきます。そのため、刃物の状態管理は必要です。また、切込みは1?2mmに設定し、できるだけ早く送ることが大切です。基本は熱が素材に伝わらないようにすることです。
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技術と歯医者の関係

以前、歯医者に行きました。セカンドオピニオンで行ったのですが、歯医者は、前にかかっていた歯医者のやり方の悪口を言ってました。患者である私は、逆に不安がよぎりました。私は自分に置き換え思いました。仮に、正しいことであったにしても、以前やっていたところの批判はすべきでない。そう心にいい聞かせました。
その後、歯幹治療をしていただいたら、痛み、と腫れが酷く行くのをやめました。
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焦りとミスの関係

恥ずかしいことに昨日ミスをしてしまいました。 別の方のミスをカバーしているうちに時間が取られて焦ってしまったようです。気分が乗らない時、不安がよぎるとき、大概ミスるものです。よく、他の工場を見たとき、焦らずやっているの見ると良いことだと思います。焦りと不安を抱えないようにしたいものです。
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本日の加工品

今日はハンドクラッシャーの爪の加工を致しました。
SCM435硬度HRC30~35の物を加工いたしました。
当社では、調質した製品を加工しております。
従って、最近S45Cの材料が羊羹の用に感じます。
調質材ではドリル、タップが難しいです。
タップに関しては良い物が出てますし、ドリルに関しても研ぎ方さえきちんとしていれば
らくらくはいっていきます。
調質の加工のある方はどうぞ!!問い合わせ下さい。
超硬でもメーカーによって硬さが違うようです。
皆さんはどもメーカーを使われていますでしょうか?
感想などございましたら投稿してください。
ちなみに当社では、住友 径50以上  大昭和 径32  イスカル 径20  日立ツール 径10以下 このような使い方をしています。
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年末に公開いたしました。

初めまして、今泉大伸、技術のブログへようこそおいで下さいました。
今泉大伸のブログ担当、今泉と申します。今後ともよろしくお願いします。
本日が初めてのアップなので、難しいことはのちのち書くといたしまして
今日は、年末にあたり技術とは何だろう?そんな話をしたいと思います。
技術って泣いた数なんじゃないかと思います。
加工屋でいえば加工するための工具をつくり、条件を合わせる、
機械屋でいえば最初の構想段階における手間でしょうか!
いろいろなノウハウの中に泣いたり、苦しかったり
別の言い方をすれば、納期を守るために徹夜して苦しかったことや
不良をだして、作り直しで苦しかったことや
苦しみの糧が技術ではないかと思います。
しかし、何も知らずに苦しむよりもほんの少し知っておいた方がいいこともあります。
年頭からはすこしずつ技術についてお話していきたいとおもいます。
みなさん、一年の疲れをとって、年頭にお会いしましょう。
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年頭にあたって

新年あけましておめでとうございます。
技術のブログの幕開けは当社の技術の根底にあるものは!
そんな話をしたいと思います。
私自身、技術のベースは油圧単能機がベースにあります。
この機械は、現在NC工作機械が普及する前に全盛を極めた工作機械です。
自動制御、油圧、加工技術、ジグ周りなど様々な技術が盛り込まれています。
現在はNC工作機械が全盛となり、廃れてしまいましたが。
単能機で培った技術は、今泉大伸の技術の根幹となっております。
従って、自動制御、油圧回路の選定製作、スピンドル、スライドの製作
加工技術、等々さまざまな枝葉となっております。
技術は完全に使えると言うことはありませんが!
その技術が応用製品となって様々な商品開発の技術の手助けとなっています。
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